4月号 第141号
2002年 4月号 

☆特 集☆
○季節限定曲に注目!
  宮之上を「その気」にさせる古賀奏法
○検証、パソコンで「平目」は送れるか
〇対談「日本のジャズボーカリスト」に物申す。
 佐藤&宮之上、その毒舌の内容とは・・・
事務局 〒185-0012
 東京都国分寺市本町2-22-2
きりきりぶらうん内S・F・C事務局
電話 042-325-7999(18:00〜2:00)
 「咲いて良し、散ってまた良し桜かな」って言うけど、(散ったらヤダ)と思うのは僕だけでしょうか?
本当に今年の桜、全国に先がけて、東京が一番早かった。でも、この通信は北は北海道、南は沖縄まで、ファンクラブ員約300名に送っているから、これから満開を迎える地方のクラブ員はきっと楽しみに待っている事でしょう 日本人にとって「桜」はとりわけ深い「思い入れ」があるかも知れません。入学式や卒業式、素敵な出会いや別れ。僕も「桜」の花を見ると毎年いろいろな思い出が蘇ってきます。
ライヴハウスのステージで「さくら さくら」と滝廉太郎の「花」をギターソロでメドレーにしてから次の曲の導入部(イントロ)に用いるのは、この季節限定の演奏です。ところで「さくらさくら」の奏法には、ジャイブ・ラインハルトウェス・モンゴメリーと並ぶ世界3大ギタリスト古賀政男の影響が感じられます。せいぜい今月いっぱいだから聴きに来てね。
 存知の方はご存じでしょうが、僕のホームページ、プロが2人がかりで制作しています。ですからとても充実した内容となっていますが、僕は裏腹に超アナログ人間で、パソコンなど触ったこともありませんでした。でも、そんな宮之上とは去年でオサラバ。今では毎日ホームページやメールをチェックしていますぞ。
特に賑わっているのがスモーキンボード。投稿があればすぐに返信しちゃうから、どんどん意見や感想などお寄せ下さいね。
 年、家族同様につきあっている友人とは「超」が付く慣れっこ状態になって、とてもフレックスに考えられる反面、ややもすれば「感謝」の気持ちがなくなってしまって、反省しなければならない事がある。
例えばホームページだって好意から制作してくれている。管理人K&Mさんには本当に頭が下がると思っている反面(おい、誤字脱字が多いな)などと考えてしまう事もあったり、そのダンナがわざわざ僕のパソコンをインターネットに接続するためだけに秋田から飛行機で飛んで来てくれたのに(もう少しきれいに配線してくれよ)などと考えてしまう。まったく人間って不完全で罪深いのね
そんな彼らは、東京に桜の開花情報が流れ出す頃から、一年で一番忙しい季節を迎える。もうおわかりの通り「田植え」の準備だ。S.F.C御用達の「あきたこまち」はかなりの評判を得ている。そこでせめてもの恩返しになるかならないかわからないけど、ここで宣伝しちゃおう!「河内さんちのお米」よろしく! 僕のホームページからもリンクしてるゾ。あのね、こないだメールに画像を付けて送ってくれた河内君。「へぇ〜、コンピューターって何でも出来るんだね」と言ったら「この次、釣れたら平目付けて送ってあげる。」と言ってくれました。
ワクワクしながら楽しみに待ってまーす、って、そんなわけねーだろ、平目だし、旬じゃないし。
[河内さんちのお米] 申し込みはホームページまで 河内さんちのホームページ 
C.D. 「Sweet & Lovely」と「Live!」のライナーノーツでお馴染みの辛口ジャズ評論家の佐藤博先生と久しぶりにお会いし、対談となり、話はジャズ・ボーカルについて熱く論じました。その内容の一部を皆さんに紹介します。 S は佐藤先生 M は僕 宮之上です。

S    宮之上はほとんど歌伴はしないよな。
M たまにスイング三田倶楽部で
S ありゃ、店が勝手に組むんだろ。
M まあそうなんですが
S 今でもいるんか? 女性ボーカル目当てのバカ客。あれはバブルで終わったよな。
M いつもながらの辛口、ありがとうございます。でも、この発言を月スモに載せようと思っていますから、書けないような発言はなさらないようにお願いしますね。  
S ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
S ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
M どしたんすか?
S ・・・・・・・・・・・そっか
M へっ?
S ナントカボーカル教室ってのが元凶だったよな。
M 僕の口からは言えません それは
S お前、相変わらず意気地ねーな。
M 意気地ねーな、と言うより、仕事ねーな、になっちゃうし
S    宮之上、最近ボーカルをプロデュースしたろ
M あっ、そうなんです。伊藤実千代という人です。
S これか? (小指を立てる)
M 佐藤先生! 相変わらず上品ですね ハハハ・・・・・ 違います!
S (持っていた伊藤実千代のレコーディング資料に目を通し) いいメンバー集めたなぁ、金かかってるなぁ。
M もう、ほとんど出来上がっているんです。
S ラテン、か。よし、このライナーわし、書いたろ。
M うわぁ、 嬉しいんですけど予算が・・・
M 心配するなって。問題はギャラだけだから。
M ひぇ〜〜〜!
S ところで日本のボーカリストは、どうして下手なのか考えた事あるかい?第一に言葉のハンデ。
M これはある意味、絶対的に不利ですね。
S ボーカルしか聴かない。
M と言いますと?
S 楽器の演奏を聴かにゃダメなんだよ。ボーカリストは
M 全く同感です。
S ライブハウスに出かけてもボーカルしか聴かない、ましてその先生の歌ばっかり聴いてるから個性もへったくれも無くなっちまう。
M そうかも知れませんね。
S 宮之上は最近「これは」と思ったボーカリストいるか?日本人で
M よく演奏を聴きに来るという点では大野恵でしょうか。
S 知らんな。
M 新人です。
S 伊藤実千代のC.D.楽しみにしてる。
 
編集後記
いつもお会いしてもパワフルな佐藤先生。本業の「料理」の腕もパワフルだ。こういう評論家がいないと、日本のジャズはさらにダメになる。以前同じ辛口評論家として知られる、寺島靖国氏と激論を交していたのを僕は覚えています。それは吉岡秀晃のピアノを聴きながら寺島氏が「やっぱり大西順子がいいね」と言った時であった。佐藤氏は「彼女は確かによく勉強している 秀才だな、でも今弾いている吉岡は天才だよ。」
その言葉に寺島氏は「へえー、この吉岡が天才?」と言ったら 「あんた長年ジャズを聴いてるのに、そんな事もわからないのか?」だって。