@ 特   集 @ 月刊スモーキン
2003年9月号

事務局 
〒185-0012 東京都国分寺市本町2-22-2
きりきりぶらうん内S・F・C事務局
電話 042-325-7999(18:00〜2:00)
栗
蝉がかわいそう
ジャズとあきたこまちの気になる関係
いよいよ40周年パーティ!!
  実行までのいきさつ
京王プラザホテルにおける人間観察
強力だった!佐々木昭雄のオルガン
編集後記
 
 
【蝉がかわいそう】TOP


蝉中だというのに、街灯の明かりの下で蝉が鳴いている。
今年は彼らのうっぷんを晴らす機会がなかったのだろう。
地中で長い間ずっと真夏の太陽を期待していたはずなのに・・・
でも彼らに「来年」はない。蝉の命は短いから。

それにしても今年の夏は一体どこへ行ってしまったんだろう。

【ジャズとあきたこまちの気になる関係】TOP


お米生産者年の冷夏の影響で米の不作が予想されている中、秋田県だけは平年並みの収穫ということです。当然の事として、新米を秋田に求める。つまり「あきたこまち」の需要は高まります。

今年一番「」らしかった8月上旬、一緒に伊豆・神津島にバケーションに行った‘録音もできる’あきたこまち生産者、 河内伸介氏は言う。「いや〜今年も儲かっちゃう!

エンジニア実にその通りである。秋田県・大潟村は米作りに絶好の条件が揃っていて、前回の大凶作の時も、ここだけは安定した品質の米を生産していた。

それでみんなに提案だけど、今からでも遅くないから、彼のお米を定期的に注文するのはどうだろう。すでに多くの僕のファンクラブ員は彼のお米を毎月買っています。

河内さんのあきたこまちをみんなが注文する河内君が儲かる
河内スタヂオの機材が充実するいい音で録音が出来るジャズが良くなる。

落ち葉ライン

Me My Self & I 宮之上貴昭
Sweet & Lovely 熱田修二・宮之上貴昭
Delivery 北村英治・宮之上貴昭
My Song Book 角のりょう
Touch! 宇多慶記
Inspiration 大野めぐみ
Me My Self & I Sweet & Lovely Delivery My Song Book Touch! Inspiration
※上記は僕が絡んでいる河内スタジオ録音の作品で、
  そのほとんどが「優秀録音盤」に推挙されています。

落ち葉ライン

ですから、みんながあきたこまちを注文するとジャズは良くなるのです。

あなたも今後のジャズの発展のために、
河内さんのあきたこまちを注文するのはいかがですか?
http://www.kochi-net.com/kome.html

【いよいよ40周年パーティ!!実行までのいきさつ】 TOP

之上さん・・私、実はもうすぐ脳腫瘍の手術を行うの・・・
脳の言語とか音程をつかさどる大切な場所のすぐ横の腫瘍の摘出手術なので、
もう歌うことが出来なくなっちゃうかもしれない・・・

Illusion根中央病院に入院中の伊藤実千代さんが泣きながら僕に電話をかけてきたのは4月後半でした。僕が彼女に出来る最善の励ましは、また前回のように東京でのコンサートを企画してあげることのように思えました。そのコンサートのことをいつも考えていれば、きっと手術も成功して、症状も快方に向かうのでは・・・と。

実千代さん本人から「心配していた腫瘍は良性で、手術も無事成功しました」との連絡を受け、ほっとしました。それでは約束通り「東京ライブ」を実行しましょう!しかも「快気祝い」としてやるのだから、CDイリュージョンに参加しているの全てのミュージシャンを、一人も欠けることなく出演させよう!

参加メンバー伊藤実千代さんのCDイリュージョンはご存知の通り、ジャズ界とラテン界を代表する多忙なミュージシャンばかり参加しています。ボサノバが中心となるので、コンサートの時期を7月後半から8月の夏の時期にかけて行うことにして、先ずはメンバーの確保をすることにしました。ところが・・です、みんな売れっ子ミュージシャン。7、8月にこのメンバーはすでに他の仕事で「売約済み」でした。

ようやく全員のスケジュールが合ったのは9月20日(土)でした。ん?でも待てよ・・・今年僕がギターを始めてちょうど40周年になり、かねてからそれを記念したパーティを秋にやろうと考えていたので、これらのミュージシャンが一堂に会するなら、どうせならそのパーティの一環として行おうと思いました。

かくして9月20日(土)豪華なメンバーが勢ぞろいの一期一会のパーティが開催される運びとなりました。前半は僕のバンド「スモーキン」を母体にして熱いジャズを、そして強力で多彩なゲスト陣を加えて演奏し、後半はいよいよお待ちかね、伊藤実千代を加えてのラテン大会です。

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〈出演者の紹介〉

●白組司会 桑原明生
桑原明生 BBSでお馴染み、ご存知「アンソニー」さんです。玉置宏を彷彿とさせる名司会ぶりを期待することが出来ます。アマチュアながら、バンドを組んでドラムを叩いています。
●赤組司会 、ボーカル 大野めぐみ
お馴染み大野めぐみ(voc)は司会も務めます。パーティでは、デビューCDインスピレーションの中から歌います。 大野めぐみ
※赤組・白組と分かれている理由に関しましては、
  主旨はございません。ただ何となく・・・です。
●ピアノ、ボイス 渡邉祐美子
渡邉祐美子 東京学芸大学在学中のきりきりぶらうんのウェイトレスの彼女は、実はウィントン・ケリーを愛するファンキーなピアニストでもある。
たまたまCDイリュージョンのレコーディングを見学に来ていた彼女はコーラス隊の一員として思わぬCDデビューを果たした。
このパーティでもコーラスウェルカム・ミュージックを担当します。
●ドラム 太田耕平
CDイリュージョン」「インスピレーションの両方に参加しているスモーキンドラマー
早稲田大学を優秀な成績で中退してスモーキンのドラマーに就職。
現在ではすでに若手bPとの評価も高く、いつも安定したリズムを供給してくれてます。
太田耕平
●ベース 稲垣護
稲垣護 CDイリュージョン」「インスピレーションの両方に参加しているスモーキンベーシスト
名古屋出身の彼の家族は両親や兄弟、皆音楽家である。
強力なピチカートとビートは、バンドの極めて重要な柱となっています。
●パーカッション 都筑章浩
CDイリュージョンで歯切れの良いリズムを提供してくれている彼は、「オルケスタ・デラルス」の名パーカッショニストとしても有名です。
毎年キューバに出かけてテンションを高めているそうです。
都筑章浩
●ピアノ 岡田祥希
岡田祥希 高橋ゲタオ(b)や、やまもときょうこ(voc)などのバンドでも活躍しているラテンピアノの雄。
CDイリュージョンで、ラテンならではのタッチの、ゴキゲンなピアノを弾いています。
●ピアノ 吉岡秀晃
九州から上京して以来、僕とは20年以上の長い付き合いの、「ツーと言えばカー」の、本邦を代表する名ピアニスト。この人のピアノ無しにはスモーキンサウンドは語れません。 吉岡秀晃
●アルトサックス 山田穣
山田穣 ご存知人気、実力ともにbPの彼は、CDイリュージョン」「インスピレーションの両方に参加してくれています。
パーティでは前半のスモーキンのゲストと、後半のラテンでも大きくフィーチャーします。
●テナーサックス、フルート 岡淳
スモーキンがプロ入りの第一歩であった彼は、今や押しも押されぬ第一人者となった。
CDイリュージョンでは太いテナーの音の他に、見事なフルートも演奏しています。
岡淳
●ギター 法田勇虫
法田勇虫 ジャズファンにはお馴染みでないと思いますが、この方は浜田省吾などのバンドも務めたロックギター界の雄で、信じられないほど大勢のファンがいます。
ラテンの時のソロはほとんど彼のロックの奏法にお任せしようと思っています。
●ボーカル 伊藤実千代
宮之上プロデュースによるCDイリュージョンで東京や横浜で人気がブレイク。
脳腫瘍の手術を克服してこのパーティに臨みます。
伊藤実千代

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〈正しいパーティの楽しみ方〉

このパーティでは様々な楽しみがあると思います。例えば、
法田勇虫VS宮之上ギターバトル
ギターバトルこれを期待して来るファンも多いと思いますし、実際僕も楽しみにしています。
ジャズギターロックギターに「キュ〜イ〜ン!」とやっつけられてしまう瞬間をどうぞお聴き逃しないように!(笑)
充実のスモーキンサウンド+α
フルハウス吉岡稲垣太田の、純正スモーキンサウンドに加えて、テナーが加われば、出てくるサウンドはもう「フルハウス」の世界。
山田のアルトも加わればよりゴージャススモーキンサウンド!
大いに満喫して楽しんでいただきましょうじゃあ〜りませんか!(笑)
入場や休憩の時も
ウェルカム・ミュージック渡邉祐美子が皆様の入場時や休憩の際も軽やかなピアノを披露し、場の雰囲気を盛り上げてくれます。
[大野めぐみライブ]
大野めぐみライブ先ほどデビューCDインスピレーション!を発表した大野
渡邉祐美子同様、伊藤実千代のレコーディングを見学に来て、コーラス隊の一員として参加しているのであった。
実はこの見学が後の自分のCD発売につながったのであった。
ですから感慨もひとしおかもしれませんね。
パーティ中ほどでCDから選曲して思いっきり歌っていただきましょう。

伊藤実千代スペシャル・イリュージョン・バンド
さてお待ちかねのハイライトです。
ミュージシャン全員参加しての一期一会の演奏です。
カムバックした実千代さんに大いに歌っていただきましょう!

花束

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〈ダフ屋も出現か!?〉

ヶ月前にすでにチケットが売り切れ、数名のキャンセル待ちが出ています。
そんな中、某電気会社の社長○島さんは、誰に売るとも言わずに、事前に僕からチケットを多量に購入していたのであった・・・。

怪しい!ん〜怪しい!この冷夏で電機業界は不況だから、ま、まさかダフ屋を開業か?
そういえば彼の住む鎌倉には「ダフネ」というジャズクラブがあったっけ。ポン

パーティ当日、サテンドールのビルの下で、無いはずの「当日券」を高額で売ろうとしている人がいたら注意してくださいね!(笑)

1万円のパーティ券が、現在は5万円で裏取引されているそうです。(んな訳ないって)

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〈打ち上げはきりきりぶらうんオールナイト〉

きりきりぶらうんの日のために遠方からわざわざいらしてくださる方も大勢います。
せっかくだったらパーティの後も、もう少しみんなと一緒に楽しみたい・・

パーティ終了後の打ち上げは、六本木からは少し遠いけど、
僕の本拠地、国分寺のきりきりぶらうんで行います。

この日は特別。始発が走る朝5時まで営業しますので、ご都合の良い方は是非いらして下さい。

【京王プラザホテルにおける人間観察】TOP


月2〜3回、定期的に出演している京王プラザホテルの『カクテルラウンジ』。 
          
夜景フロントロビーのすぐ横という場所柄、打ち合わせをするのにはとても便利なところです。実際僕も何度か打ち合わせに使いましたが、早い時間はそういうお客さんで一杯です。

演奏は平日は夕方の6時30分からで、40分ステージが4回。
通常はかつてのスモーキンベーシスト浅見嘉則とデュオです。
そして演奏が始まると、僕にとっては「不思議な現象」が起きるのです。

打ち合わせをしている人が多い、と言う理由もあって、演奏は大抵は静かなバラードからスタートします。
ですから話の邪魔には決してならないとは思うのですが、演奏が始まったとたん、客はササ〜っとレジに向かうのです。
ちなみにライブチャージはたったの500円で、従業員は演奏前にその事を客に通知しています。

演奏が始まっても、耳を傾ける人はほとんどいません。
打ち合わせをしている人ならまだわかるのですが、何もしていない人であっても演奏を聞く耳を持ちません。
場所柄外人も多く、見るからにアメリカ人とわかる人でも全く興味を示しません。

ギタリスト(そうか・・普段僕はジャズクラブで演奏しているから、客は「聴く」という目的を持って来るけど、ここは違うからだ。)
妙に自分に言い聞かせてもやはり納得がいかない部分がある。
それで自分なりに出た結論としては、ほとんどの人間は「音楽とジャズに興味が無い」ということ。
情けないけど「事実」なんだな〜それが。

考えてみれば日本人はどのみち演歌だし、アメリカ人はカントリーだよな。
ジャズなんて、ほんの一部の愛好家しか聴かないんだきっと。あ〜情けない!

それならば・・・こちらも考えがあるのであった。
(ここは自分のための練習の場にしよう!スモーキンではまず演奏することの無い「ど」スタンダード曲、をヅラーっと・・・)
40分のステージを4回、ギターベースデュオだからずっと弾きっぱなし。
かなりハードな仕事と言えるけど、休憩時間も暇だからギターを手放さず練習。
京王プラザに出演の日が、おそらく一日で一番ギターに触れているかもしれない。

五百円とはいえ、この京王プラザホテルでの僕の演奏を楽しみに来るお客さんもいて、「とてもゆったりとしてゴージャスな雰囲気なのにチャージがたったの500円だし、何より僕のスタンダード曲の演奏がいやというほど聴けるのが嬉しい」という。
道場の師範代、昆真樹やギターの弟子の浅見和寿、はたまた大野めぐみも常連で、彼らが飛び入りで演奏することもしばしば。

他の客など無視して考えれば、とてもいいジャズクラブといえるかもしれません。
あなたもここ京王プラザカクテルラウンジにいらっしゃるのはいかがですか?
そこにはいつもと違った宮之上がいます。(笑)

京王プラザホテルは広いですから迷わないで下さいね。
 以前、ホテルまで来ていて場所がわからず帰った人がいました。(涙)
 本館フロント横の「カクテルラウンジ」で〜す。

【強力だった!佐々木昭雄のオルガン】TOP

ブルースランド 月30日、僕のCDブルースランドで共演した佐々木昭雄(org)さんと、久し振りにご一緒しました。

佐々木昭雄・演奏活動30周年記念パーティと題された催しで、
明治記念館の豪華な会場で行われました。

佐々木昭雄佐々木さんは学年は僕より4つ上で、かつてバークリーを主席で卒業され、ヤマハエレクトーンの奏法や技術を世界中飛び回って普及させた人です。本人自ら言っているように、「教える」ことが大好きで、それに情熱を燃やしています。
ですから勿体ないことにライブ活動はほとんどしません。現在はヤマハに所属しているわけではなくフリーなので、ハモンドも弾くことが出来ます。
とはいえ、ヤマハエレクトーン講師講師講師ですから、パーティには北海道や九州などからも大勢の生徒が参加していました。
オルガンの金子雄太大高清美などもかつての教え子で、彼らもこのパーティに参加して演奏していました。

演奏活動30周年記念パーティ佐々木さんは以前から強力なテクニックとスピード、抜群のリズム感の持ち主でしたが、久し振りに演奏して、そのパワーアップに度肝を抜かれました。年齢を重ねてから演奏がパワーアップしているというのは素晴らしいことですね。僕もこの精神を見習いたいと思いました。

佐々木さんは昔から「ミュージシャンに見えない」という風貌で有名です。よく「オルガンの修理の人」と間違えられるそうです。このギャップがファンを引き付ける要素の一つになっているかもしれませんね。


佐々木昭雄ファンクラブのホームページ
http://homepage3.nifty.com/sasa-tea/

【編集後記】 TOP


かがでしたでしょうか?月スモ9月号。
今回は少し時間がありましたので、普段の月スモより長いですね。

今月の一大イベントは何と言っても40周年パーティです。
残念ながら今回都合で、あるいはすでに満席で参加できない人は
また来年41周年記念で?お会いしましょう!(笑)

それはともかくとして、このような企画は、何かにかこつけて毎年企画したいものです。

それでは皆さん、お元気にお過ごしください。

宮之上貴昭