@ 特   集 @ 月刊スモーキン
2004年03月号

事務局 
〒185-0012 東京都国分寺市本町2-22-2
きりきりぶらうん内S・F・C事務局
電話 042-325-7999(18:00〜2:00)
梅
リサイタルの申し込み殺到!
報告!スーパー・ギター・バトル
宮之上のミヤノウエ的ココロ
発見!!あんな曲、こんな曲
編集後記
 
【リサイタルの申し込み殺到!】TOP

電話ケットの申し込みが開始になって、とても喜ばしい事に現在予約が殺到しております。
定員が370名のホールですが、早めに満席になる可能性が出てきました。

ホールは定員が消防法により厳しく定められていますので、オーバーするわけに行きません。
それで、いらっしゃる予定を立てている方でまだ予約されていない方は、是非ともお早めにご予約されることをお勧めいたします。

この日の演奏は9月にDVDとなって発売になりますし、もちろん客席もしっかり写りますので、それも大きな楽しみと言えるでしょう。

およそ2ヶ月前となりましたが、「SMOKIN’」はもちろん、「鳥尾さん」や「ジャズギター道場アンサンブル」の強化訓練はすでに始まっており、リサイタルに向けた情熱が溢れていますので、どうぞ楽しみにしてください。

音符ライン

宮之上貴昭 リサイタル
 
宮之上貴昭
 
日  時 2004.5.3(月:祭日)
[開場]16:00 [開演]16:30
場  所 国分寺いずみホール (JR西国分寺駅前)
チケット 前売り4,900円 当日5,500円 全席自由
   
出  演

SMOKIN'  … 吉岡秀晃p,稲垣護b,太田耕平ds
鳥尾さん … 中島弘恵p,伊東里栄子b,安永春美ds
宮之上ジャズギター道場アンサンブル
大野めぐみvoc 昆真樹g 渡邉祐美子p 中溝裕美voc

司  会 アンソニー桑原
   
申込方法
 

ご予約は、電話、FAX、またはEメールで受け付けています。
住所氏名電話番号枚数を下記にご連絡ください。

※チケットは国分寺きりきりぶらうんにも置いてありますし、
  ライブなどで宮之上から直接購入することも出来ます。

電話    0422−28−7240 (B2 ビー・ツー)
FAX    0422−28−7241
Eメール  b-2@cream.plala.or.jp

  ご予約された方は以下の口座にチケット代金をお振込みください。

郵便口座 00150−4−425727
口座名称 有限会社 ビー・ツー

※通信欄に「リサイタル」と書いてお申し込みください。
※振込み名義は、ご予約で記入したものでお願いいたします。
  振込み確認後、チケットを郵送いたします。

音符ライン

【報告!スーパー・ギター・バトル】TOP

月21日(土)

あっという間にSOLD OUTとなった、きりきりぶらうんにおける
スーパー・ギター・バトル
阿川泰子のバックも長年務めている田邊充邦、そして現在マリーンTOKUのバン
ドで活動して大人気の荻原亮
病気のため入院静養中の岡安芳明に代わってピンチヒッターの大役を任された、現役
生徒の太田雄二
そして私が加わり4人のギターリストが、狭いきりきりぶらうんのお店に一堂に会し
ました。
ベースはベテランでリズムの安定している山口雄三に頼みました。

かつての教え子を交えて一緒に演奏できる事は本当に嬉しく思います。
まして、現在彼らの演奏が高く評価されていることは師匠として誇りに思えます。
とはいえ、初めて4人が集まって演奏するわけですから、早めに集まって入念にリ
ハーサルをしました。
4本のギターが一緒に演奏する場面では、ハモリのアレンジを施しました。
3声+コード・バッキングによる4ギターのサウンドは重厚です。

1曲目から4人が勢ぞろいしての〈7Come11〉でスタートです。
ハーモニーが効いていて、お客さんはそのゴキゲンなサウンドに、1曲目からノック
アウトされたようです。

続いて、それぞれ個性豊かなギターリストを一人ずつをフィーチュアしての演奏で
す。


《太田雄二 : Whisper Not

太田雄二彼のオールド・グレッチのアーチトップ・ギターはフェンダーのチューブのアンプとの相性も抜群で、グラント・グリーンケニーバレルを連想させる、硬派でストレートなサウンドとプレイは誰もが好感が持てます。
正確なピッキングとリズム、4年間習い続けている私の現役の道場生であるにもかかわらず、彼のプレイはいつも堂々としていて自信に満ちています。
若い人には珍しく、またその甘いマスクとは裏腹に、ジャズの王道〈ビ・バップ〉命
!で、エフェクター多用のジャズギターはもちろん、ロックやポップスなどにも目も
くれない、まさに「男の中の男」、宮之上ジャズギター道場を代表する生徒、と言う
ことができます。
何しろ、出てくるフレーズはビ・バップ以外にないのですから。。。
この若干21歳の太田雄二、あと5年もすれば必ずライブハウス等で頭角を現してく
るでしょう。
今から皆様に予告しておきましょう!


《荻原亮 : One Finger Snap

荻原亮10年以上前に私の元に熱心に通ってきた生徒で、彼の演奏を聴くのはそれ以来でしたので楽しみにしていました。
ベースの重鎮、鈴木勲のバンドに参加した、などの情報はあったのですが、なかなか聴きに行くチャンスがありませんでした。
それでも、とてもよい評判を耳にする度に嬉しく思っていました。
10年の間、色々な音楽経験を重ねた訳ですから、それは上手くなって当然だと思いますが、生の演奏を聴いて驚きました。
ストレイト・アヘッドなジャズという訳ではないのですが、10年の間で彼が身に付
けたものの代表は、スピードでありテクニックでしょう。
加えて、一つ一つの音を心を込めて弾いている姿は、もし私の道場の教えの成果だと
すれば、それは師匠にとって、心から喜ぶ理由となります。
どんな曲想にも柔軟に対応する事ができる荻原のスタイルは、これからも色々なバン
ドで重宝がられ、ビジュアル系のルックスも加味して益々人気が出ると思います。
実際のところ、この日予約した多くは、彼目当ての女性客でした。


《田邊充邦 :Bewitch(奥様は魔女のテーマ)

田邊充邦20年以上前、「武蔵野音楽院」という専門学校で教えている時に、入学を希望して見学に来ていたのが彼でした。
何しろ、午前中から見学に来て、「まだいてもいいですか?」と言って、レッスンの終わる夜までの間、ずっと見学していた姿を今も思い出します。
そしてクラスが代わる少しの時間を利用して、「〈Dear Wes Montgomery〉はこうやって弾いているのですか?このコードは変ですか?」などと熱心に質問してきました。
(この生徒は個人的に面倒見てあげよう)と思い、自宅に通わせる事にしました。
時が経ち、ギターの腕も上達したので、同じく門下生の岡安芳明とともに、
私の出演している国分寺にあったジャズクラブ「アレキサンダー」に紹介して、
バーニー田邊&ベンソン岡安カルテット」として初ライブを行いました。
これが彼のデビューです。
その後彼は、どんな音楽にも対応できるプレイと、その情熱と性格が幸いして、
色々なバンドでも引っ張りだこの人気となりました。
とりわけ、阿川泰子(voc)のバックを務め、CMにも出演した事は話題になりまし
た。
この夜もギブソンL−5を持って、おしゃべりを交えた、彼の性格そのままの楽しい
演奏をしてくれました。


《宮之上貴昭 : Sunset Street

私はお馴染みになりましたオリジナルを演奏しました。


4人をそれぞれフューチュアした演奏が終わると、また全員一緒に
私のオリジナル〈Hot River〉、そして急速調で〈Donna Lee〉を演奏しました。

こうして1ステージ目から大いに盛り上がってきた頃、店の入り口付近にはピーター
・モンゴメリー
(g)、そしてかつての道場師範代、関口祐二(g)の姿も見えまし
た。

ピーター・モンゴメリー、山口雄三 関口祐二

2回目のステージの最初に〈Topsy〉をまた4人で演奏した後、中ほどからは彼らも
交えて、6人によるギターバトルとなりました。
ピーターはモンゴメリーと言う名前ですが、演奏はどちらかというと
ジョージ・ベンソンのスタイルです。
難しいフレーズにいつも果敢に挑戦している姿は素晴らしいと思います。。
関口祐二もかつての弟子の一人で、現在ではヤマハ等でも教鞭をとっています。
最近「モリダイラ・ソロギター・コンテスト」に於いて、見事に優勝しました。
彼はソロで〈Misty〉を弾き、その実力の程を聴衆に披露しました。

最後に全員一緒にディジー・ガレスピー(tp)の「Blue‘N’Boogie」を演奏して、
この日の演奏を終了しました。

かくして、現役〜10年前の生徒〜20年前の生徒、そして関口祐二らも加わった、
正に門下生だよ、全員集合!のタイトルにふさわしいライブとなりました。

なお、この企画は大好評につき、次回はドラムも入れて規模を拡大して、
7月頃、荻窪の「ルースター」で行う事になりそうです。
どうぞお楽しみにしていてください。

【宮之上のミヤノウエ的ココロ】TOP


名ジャズ・ギタリストについても考えちゃう。のココロ 2 》

何やら前回大好評につき、また今月もご要望にお答えしましょう。
色々な意見もおありでしょうが、あくまで私の「ココロ」です。
他の人がどう思おうが私はこう思うのだから仕方がありません。


 ●バーニー・ケッセル


バーニー・ケッセルのアルバム高校生の終わりの頃、北海道の牧場にアルバイトに行った時に、
バーニー・ケッセルの傑作と言われるLP、〈イージー・ライク〉を一枚持っていっ
た記憶があります。
チャーリー・クリスチャンの流れを汲む彼のギタースタイルは、あくまで「スイング
する事
」、これに尽きます。
絵に描いたような美しいフレーズと歌心、見事なコードワークに魅了されました。
実際、かなり影響を受けたギターリストでもあります。
但し、この人の悪い所は後年に於けるピッキングです。
スィープ・ピッキングと言うそうですが、ただ音が汚いだけです。
イージー・ライク〉の頃は多少ピッキングに難があったものの、それでも「丁寧
」が感じられました。
しかし後年は最悪です。弾きたいことは解るのですが、あまりに乱雑になってしまい
ました。
とはいえ見習うべき点として、大ベテランであるはずの彼は一時、ずっと後輩にあた
ジョージ・ベンソンにピッキングを習いに行ったと聞きます。
これは常に向上心を持ち続けるということで特質すべき点です。
しかし残念ながら、習いに行っても長年の「クセ」は直らなかったようです。
「私はスウィープで行く!」と開き直ったのでしょうか、最悪なピッキングになりま
した。

 ●ジョー・パス

ジョー・パスのアルバム名作と呼ばれる〈バーチュオーゾ〉で、「ソロ・ギターの第一人者」というイメージ
が定着していますが、確かに彼のソロパフォーマンスは完成されていて素晴らしいも
のがあります。
また、ボーカルのバックをソロ・ギターで弾かせたら、恐らく彼の右に出る人はいな
いでしょう。歌の人はさぞかし気持ち良く歌える事と思います。
フォー・ジャンゴ〉や〈サウンド・オブ・シナノン〉などの作品もクリアーな演奏
をしています。
では彼の何処がいけないのかというと、それは早い曲におけるリズムの取り方です。
テンポが速くなると8分音符が浮いて、いわゆる白人独特の「縦乗り」の「タンカタ
ンカタンカ
」というリズムになってしまうのです。
もっとうねるような、ベターっとした「横乗り」のリズムが無いのです。
オスカー・ピーターソン(p)のバンドで演奏している映像がありますが、彼のソロ
になるといきなりリズムが縦乗りに変わってしまいます。
そういう時に同じギターリストとして思っちゃうんです、「情けない〜」って。

 ●ビレリー・ラグレーン

ビレリー・ラグレーンのアルバム恐らくは現役で活躍する中で、最も「ギター上手」なギターリストでしょう。
幼少の頃から「ジャンゴラインハルトの再来の天才」としてデビューした彼も、
CDなどのルックスを見る限り、最近ではすっかりおじさんになりました。
テクニックやスピードを十分兼ね備えた素晴らしいギターリストだと思いました。
ギター・デュオで演奏している作品の〈メイド・イン・フランス〉などを聴いて、
(ジプシーの流れを汲む、何と上手いギターリストだ!)と感激しました。
しかし、もともとヨーロッパのジャズと黒人発祥のジャズが接点を求める方が土台無
理で、聴衆はそれはそれ、これはこれ、と割り切った楽しみ方をすればいいと思うの
だけど、演奏者がそれを求める時にサウンドに違和感が生じてしまいます。
ギター・トリオで演奏しているもう一枚のCDを買って聴いた所、その中途半端な演
奏に愕然としました。
彼はヨーロッパの香りのするジャズだけでは飽き足らず、そのCDではいわゆるアメ
リカのジャズを目指しました。
エコーを効かし、軟弱な弦で演奏される〈ソフトリー〉など、いくら難しい事を演奏
しても、彼の持ち味が発揮されていないので感激出来ません。
ブルーノートの使い方などは特にわざとらしく聴こえて気持ち悪い。
日本に来た外人が、大好きだからと言って日本食を食べたとしても、
日本人が昔から親しんでいる味の感覚はわかる訳ないでしょ。
それと同じで、何かわざとらしさが感じ取れてしまうのです。
ヨーロッパのジャズが染み付いているからなのです。
こんな演奏になってしまうんだったら、もっとジャンゴの路線で継承して欲しかっ
た、というのが私の素直な気持ちです。

 ●ジョージ・ベンソン

ジョージ・ベンソンのアルバム申し分ないテクニックと歌心。(実際に歌っていますが)
元々R&Bのギターを演奏していたのだからブルースのフィーリングは抜群で、
ジャック・マグダフ(org)のバンドで演奏していた頃のソロはブルーノート・ペン
タトニックばかり。
その中でバリエーションに富むフレーズをバリバリと弾いていた。
それはそれでジャズのルーツなのだから素晴らしいと思うのだけれど、
そんな彼の演奏に足りないのは「ビ・バップ」のフレーズと4ビートにおけるリズム
の乗りです。
いくら早いパッセージを弾いても、経過音にクロマティックを多用するためにジャズ
を感じません。どうしてもブルースの域を出てないのです。
もっとチャーリー・パーカーを聴いて欲しい。
また、演奏される音符にしても問題があります。
4ビートを主流とした作品も多く発表していますが、そのどれを取ってみても、
4ビートのリズムにしっかり食いついた音符が弾けていません。
音符が全部「浮ついている」のです。
原因は簡単に理解する事が出来ます。8ビートを長年演奏し過ぎたからです。
8ビートと4ビートは全く別の物で、日ごろ8ビートばかり演奏している人が「じゃ
今度は4ビート」なんて、そう甘くはないのです。
コンサートのステージでフレディ・ハバード(tp)がベンソンを紹介する際、
Great Pops Guitarist」と言ってからかっていました。
かつてベンソンと共演した事を唯一誇りに思っている、ある大嫌いな黒人ドラマーと
レコーディングした時に、彼が私に偉そうに「ベンソンだったらこう弾く」と注文を
つけたので、私ははっきりと「ベンソンのように演奏したくない」と言ったことがあり
ました。

 ●ジャンゴ・ラインハルト

ジャンゴ・ラインハルトのアルバム天才ジプシー・ギターリストと呼ばれるジャンゴ。
多くのギターリストに影響を与えたジャンゴはテクニックスピード、そして感性と、
全てを兼ね備えたギターリストだ。
では彼の一体何処が。。。と思われるかもしれないが、これは良い悪いと言うことよ
り、むしろ「好み」の問題でしょう。
ヨーロッパのジャズには「ブルース感覚」がないのです。したがって、ジャズの最大
の魅力である「ブルーノート」も当然無いのです。
ジャンゴのソロはほとんどが分散和音が中心なので、様々なバリエーションをもって
演奏しても、経過音が少ない分、どうしてもソロは単一になりがち。
モダンジャズと違って1曲当たりの演奏時間が短い分、ギター音楽としてはまとまり
がつくのだけど、それも2、3曲続けて聴くともうお腹一杯になってしまうのは私だ
けだろうか。。。
特にジャンゴの場合、「全弦トレモロ奏法」はインパクトが強力にあって素晴らしい
のだけど、いささかやり過ぎだ。
これ以上強く弾くと音が割れる、いわゆる「ブレイク・ポイント」をかなり超えてい
るので、聴いていて疲れる。
とはいえ、やはり天才的な表現力はやはり大きな魅力。
その哀愁の漂うプレイの良い所は是非とも私の演奏の中にも取り入れたいと思う。

 ●チャーリー・クリスチャン

チャーリー・クリスチャンのアルバムウェスさえ影響を受けたと言われるチャーリー・クリスチャン
傑作といわれている〈スイング・トゥ・バップ〉を持っている人も多いかもしれない。
そして「買って損した」と思っている人もいるかもしれない。
そう、何処が傑作なの?と言いたくなる。
「周りのミュージシャンがスイングやっているのに彼だけ斬新なバップのソロを弾いてる」??
嘘だ〜〜!!
当時としては確かに斬新かもしれないけど、今聴いてみてもそうか?
やっぱり古いよ。
ジャズ史を語る上で重要だとか、そんな事はどうでもいいと思う。
決して十分とはいえないテクニック、汚いサウンド。
時代が時代だから、ろくなアンプも無く・・・なんてことは聴く方の責任ではないのだ。
いいか悪いかのどちらかです。だから「いまさら」と言う感は否めません。
だって、「ギターリストで好きな人は?」と聞かれて、「はい!チャーリー・クリス
チャン
です」と答える人はまずいないんじゃないかな?
現在のジャズギターリストは、言わば彼の演奏を母体にして発展させてきたわけで
しょ。
とはいえウェスのみならず、チャーリー・パーカー(as)やディジー・ガレスピー
(tp)にも影響を与えたと言うから、それが本当なら、生の演奏はよほど良かったこ
とは想像できます。


さてリクエストにお答えした第二弾。
私の心を垣間見る事が出来ましたでしょうか?
皆それぞれギターの世界で金字塔を立てた偉大な人ばかりですから、
それは意見もございましょう。でもそれはそれ、これはこれです。

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ファイナル・カウントダウンワイ沖を航行していた原子力空母「ニミッツ」が急な嵐の中、突然タイムスリップして、一瞬ののち1941年の日本軍の真珠湾攻撃の現場に迷い込んでしまう映画、〈ファイナル・カウントダウン〉って知ってますか?(1980年:米映画)
マドンナ(聖母)たちのララバイ この映画に全編流れてくる曲は、何と、かつてTV番組〈火曜サスペンス劇場〉のテーマだった〈マドンナ(聖母)たちのララバイ〉なのです。(覚えていますか?確か岩崎宏美♪さあ〜眠り〜なさい〜♪と歌っていたと記憶していますが。)
映画を見ていて驚きました。これは一体どういう訳なのでしょうか?
ひょっとしたら元々はクラシックか何かの曲だったのかもしれませんね。

ではウェス・モンゴメリー関係といきましょう。
名盤「インクレディブル・ジャズギター」の2曲目、〈Dナチュラル・ブルース〉を
聴いてください。
ほら、はっきりと「♪お猿の籠やだホイサッサッ♪」と弾いていますね〜。しかも
堂々と。(笑)

インクレディブル・ジャズギター 北の宿から 津軽海峡冬景色

この名盤はさらに…
4オン6〉に於けるトミー・フラナガン(p)のソロを注意して聴いてみましょ
う。
そうです、都はるみです。「♪あなた変わりは〜ないですか〜♪」と弾いています
ね、はい。

ついでですが、〈4オン6〉は石川さゆりの〈津軽海峡冬景色〉がピッタリとはまり
ます。
もしGmで演奏するとしたら、「♪青森駅は雪の中〜♪」の「駅:え〜き」のところ
をB♭m7に合うように、実音を半音下げたD♭を用いて、いわゆる「ブルーノート」
にします。。。って、ちょっとマニアックでした。(爆)

ウェスがCTIの作品でボサノバ演奏している曲で、〈カリフォルニア・ナイツ〉が
あります。
いい曲だと思ってスモーキンのレパートリーとして演奏したところ、ピアノの吉岡秀
が、「♪清水〜港の〜名物は〜♪」と歌いだし、かなり気分を壊しました。
そう言われれば確かに、出だし。。〈旅姿三人男〉と同じでした。(笑)

ボサノバの名曲〈メニーナ・モカ〉ときたら、タイトルは知りませんが、郷ひろみ
曲そのものです。
テーマの最初から「♪寂しいな君を見ていると〜♪」ですもんね。

いい日旅立ち フーテンの寅 函館の女

リカルド・ボッサ〉は山口百恵の〈いい日旅立ち〉でしょ。
この曲のリクエストがあったら必ず私は引用します。テーマの5小節目からモロ。
(笑)

センチメンタル・ジャーニー〉は〈フーテンの寅さん〉でしょ!
とっても勇気が必要ですが、客がうるさい時などは例のイントロからそのまま使っ
ちゃいます。

デューク・エリントン(p)の〈インナ・センチメンタル・ムード〉は、出だしのフ
レーズにもう一つAの音を足せば北島三郎の〈函館の女〉でしょ。
もしリクエストが来たら、〈函館の女〉のイントロから始まろうかな〜。。。
この曲のイメージが強力に壊れるだろうな〜(爆)

他にも「こんな面白い取り合わせがあるよ〜」などありましたらお知らせくださいね。

【編集後記】TOP


月末から3月にかけて忙しかったのですが、ようやく「月スモ」書き上げました。

ギタリストリクエストに答えて、また「有名ジャズ・ギタリストについても考えちゃう」をやりました。
考えてみればギターリストも花と同じように、美しいけど棘があったり、あんまり綺麗ではないけどいい香りがしたりと、それぞれ個性があるからいいんですね。
自分は全く興味ないけど、アリャ・ダメオラでも、パットシナイ・メセニーでも、ラリッテル・コリエルでも、ジョン・ネクラフリンでも、何でもいいじゃあありませんか。そう、好みの問題ですから。

このシリーズの第3弾ですか?
他のギターリストはもう知らないのでこれでおしまいです。(笑)

来月はまた「指休み月」でライブの本数を減らしています。
今月はゴキゲンなライブが目白押しですから、是非いらしてくださいね。

最後に、しつこいようですが、「リサイタル」のお申し込みをお早めにお願いいたし
ます。
必ずといっていいほど、満席で発売を終了してからの申し込みがあるんですか
ら。。。

ではでは!来月号はきっと桜が満開の頃ですね。