ハワイ報告 T

6月20日(火)夜8時

成田空港

私と妻とUZ君、そして大塚順子さんを乗せた飛行機は成田空港を一路ハワイに向けテイクオフ!

Honolulu→Kona Waikiki
ダイヤモンドヘッド
ハナウマ・ベイ
Honolulu→Kona Waikiki
ダイヤモンドヘッド
ハナウマ・ベイ

機内で熟睡して、現地時間の同日の午前10時にホノルル空港に到着。
さらに「ビックアイランド」と呼ばれるハワイ島に向かうために
アロハ・エアラインに乗り換えて、およそ50分のフライトで楽園の島に到着。

ハワイ島

今回で5度目となるビックアイランドは、すでに常夏の気候で迎えてくれました。

まだお昼頃ということもあって、ホテルにチェックインすることが出来ないため、
レンタカーを借りて、まずは食料を調達しにマーケットに向かうことにしました。
ホテルはコンドミニアムなので、キッチンや洗濯機などの生活用具が全て揃っています。

イタリアンレストラン「BASIL」
Lunchはピザとパスタ
イタリアンレストラン「BASIL」
Lunchはピザとパスタ
Lunchはピザとパスタ
Lunchはピザとパスタ

ハワイ島のコナ空港から30分ほど南下してコナの街にある
イタリアンレストラン「BASIL」で食事をして、
スーパーに入り買い物を済ませてからホテルに向かいました。

南国育ちの野菜
スーパー・ギタリスト
買い物
南国育ちの野菜
スーパー・ギタリスト
買い物
カレー
夕食の準備
1日目の夕食
カレー
夕食の準備
1日目の夕食
1日目の夕食
夕食の準備
夕食の準備

明日はボーカルの川上静恵さんが1日遅れでこのハワイ島に到着します。

川上静恵さん

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ハワイ報告 U

6月21日(水) ハワイ2日目 ハワイ島(ビック・アイランド)

ミュージシャンにとって「時差ぼけ」などありません。
というか、ハワイに来てから一般の人と同じく早起きになりました。
今朝も6時には起きました。

穴場のビーチ探索
穴場のビーチ探索
穴場のビーチ探索
穴場のビーチ探索
穴場のビーチ探索
穴場のビーチ探索

UZ君を誘い、川上静恵さんが空港に到着するお昼までの時間を有効に使おうと、
穴場のビーチ探索ツアーを決行することにしました。

まずここまで日本人が来るはずないと思われる「マウナケア・ビーチ」や、
「サミュエル・スペンサー・ビーチ」というローカルなビーチでリラックスしました。
時間がゆっくり流れて、とても正しいハワイの過ごし方だと思いました。
美味しいコーヒーを飲みに、〈ワイコロア・ハイランドリゾート〉まで車を飛ばしました。
ハワイ島は有名な「コナ・コーヒー」の産地です。
お目当ての店〈Mauna Kea Coffee Company〉を見つけて入りました。
コナ・コーヒーはブルーマウンテンに次ぐ高価な品種です。
決してすでに挽いてある粉末の「粉コーヒー」ではありません。(笑)

Mauna Kea Coffee Company
Mauna Kea Coffee Company
Mauna Kea Coffee Company
Mauna Kea Coffee Company

ホテルのある〈ワイコロア・ビーチリゾート〉から空港までは
真っ黒な溶岩台地の上に敷かれた広くて快適な道路を走ります。
空港までの間に信号が一つもありません。
最初の信号が空港なのです。
およそ25分ほどで空港に到着しますが、
時速100キロで25分かかるわけですから、
距離にして単純計算で4、50キロあるわけです。

静恵さんの飛行機が到着する前に時間が少しあったので、
空港の隣接する「オニズカ記念センター」に入りました。

オニズカとは、1986年にスペースシャトル『チャレンジャー』の
事故で亡くなったオニヅカ大佐のことで、大佐はこのハワイ島で生まれ育ち、
ハワイ州初の、そして日系人初の宇宙飛行士となった地元の英雄です。
この記念館には彼のメモリアルの品々が展示してあったり、
NASAやスペースシャトルにちなむもの、
また宇宙開発の進展の様子などが解かりやすく説明されていました。

そうこうしているうちに静恵さん到着の時間になりました。
私たちは空港の到着ゲートに向かい、レイを買って彼女の到着を待ちました。

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ハワイ報告 V

お昼の12時20分、飛行機が到着後しばらくして彼女、川上静恵さんの姿が見える。
このコナ空港は国際空港のはずなのに、ローカル色豊かな〈オープンゲート〉になっていて、
飛行機から直接タラップを降りて出口に向かいます。

用意しておいたレイを首にかけて、ハワイ流の出迎えをしました。
(私が初めてハワイに来た時に嬉しくて感激したので彼女にもしました。)

ハワイ流の出迎え
ハワイ流の出迎え

国際線でも国内線でも「機内では爆睡していた」という彼女。
長旅の疲れをほとんど見せていませんでした。
ホテルに直行せずに、UZ君の希望で果物を買い求めに行くことにしました。
去年初めてハワイ島を訪れた彼はフルーツの味、
しかも〈パッションフルーツ〉の虜になってしまいました。

それを求めて空港から南下すること小1時間、ここ〈South Kona Fruits Stand〉に来ました。
お馴染みのパイナップルやバナナやリンゴ、パパイヤやマンゴー、
ドラゴンフルーツやレイシ、はたまたカシューフルーツとかスネイクフルーツなどなど、
見たこともない得体の知れない果物が所狭しと並んでいます。

South Kona Fruits Stand
South Kona Fruits Stand
South Kona Fruits Stand
South Kona Fruits Stand

このフルーツショップの90パーセント以上が、裏にある農園に実っている果物だそうです。
UZ君お目当てのパッションフルーツは残念ながら数があまり採れていないそうで、
午前中で売り切れていました。
時期的にも少し早いそうですが、明後日にまた来るのでキープしてくれる約束を取り付けていました。
UZ君のパッションフルーツに対する執念たるや凄いものがあります。(笑)

隣のHiltonでsunset
隣のHiltonでsunset
隣のHiltonでsunset
隣のHiltonでsunset
隣のHiltonでsunset
隣のHiltonでsunset

彼女をホテルにチェックインさせて、私は夕食の準備に取り掛かりました。
「マイ包丁・マイ調味料」は当然日本から持ってきています。(笑)

夕食の準備

この日のメニューはステーキとマヒマヒ(しいら)のソテーです。
実は私はアメリカ産の牛肉の味が大好きです。
少々硬くても、いかにも「肉」という味わいがあるからです。
「しいら」はカジキマグロのトローリングなどで、
流木の周りを泳いでいるゲンコツ頭の黄緑色した魚で、
ハワイではお馴染みの高級魚としてスーパーなどで売られています。

2日目の夕食
2日目の夕食
2日目の夕食

かくして静恵さんの無事到着で全員が揃ったところでゴージャズな夕食となりました。

ちなみに私達の滞在しているホテルは〈ショアーズ・アット・ザ・ワイコロア・ヴィレッジ〉という
最高級クラスのコンドミニアムで、
女性陣と男性陣は同じ敷地内を徒歩で5分の別々のコテージの建物に分かれました。

アジュア・マッコール

今夜はハワイナンバーワンのジャズシンガーであり、友人のアジュア・マッコールが、
隣接する〈ヒルトン・ホテル〉で歌っているということを事前の情報で知っていたので、
夕食後にみんなで出かけてみることにしました。

ヒルトンのフロントに着くと、すでにゴキゲンなジャズのサウンドが近くから聴こえてきました。
すぐそばのカクテル・ラウンジでアジュアがピアニストとデュオで歌っていました。

宮之上貴昭、アジュア・マッコール

私の顔を見るなりいきなり〈There are bad boy Yoshiaki ! from Japan 〉と
名指しで紹介され驚きました。
歌のパートが終わってステージを降りたアジュアは、真っ先に私のところに来て熱い抱擁。
およそ6年ぶりの再会でした。
早速「ギターは持って来た?」と聞かれたけど、
「今夜はただ様子を見に来たのと挨拶だけ」の旨を伝えて、
明日の夜は予定があるので、明後日は必ずギターを持ってくると約束をしました。
彼女は以前に故レイ・ブラウン(b)が「凄いボーカルがハワイにいる」と言って日本に連れて来て、
五反田「ゆーぽーと」でコンサートをしたことがありました。
日本では過小評価されているけど、彼女のボーカルは最高にスイングします。

デビット・スワンソン、アジュア・マッコール

共演しているピアニスト、デビット・スワンソンも素晴らしかった。
時には左手にキーボードでベースラインを弾いて右手でソロを取り、
リズムマシーンも駆使して、一人で3役をこなすのだ。

この二人の演奏には黒人特有の太いリズムのグルーヴ感が存在し、
ハワイにいるということをしばし忘れました。
ボーカルやピアノを修行中の川上静恵さんや大塚順子さんはこの演奏を聴いて大喜びでした。

かくして「正しい過ごし方・ハワイ島」2日目の夜は暮れゆきました。

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